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LTVの計算方法|リピート率から顧客生涯価値と許容CPAを求める手順

広告やキャンペーンの成果を初回購入の売上だけで判断すると、リピートしてくれる顧客の価値を見落とし、獲得にかけられる費用を小さく見積もってしまうことがあります。

リピート率・LTV計算ツールで解決できること

LTV (顧客生涯価値) は、1人の顧客が取引期間全体でもたらす売上や利益です。LTV を把握すると、新規顧客1人の獲得にいくらまでかけられるか (許容CPA) を根拠を持って決められます。

ツールの使い方

平均購入単価、年間の平均購入回数、粗利率を入力し、継続期間を「継続年数」か「年間継続率」のどちらかで指定します。最後に、粗利LTVのうち新規獲得に使ってよい割合を入力します。

入力項目 内容
平均購入単価 (円) 必須
年間の平均購入回数 (回) 必須
粗利率 (%) 必須
継続期間の指定方法 選択: 継続年数で指定 / 継続率から推計
平均継続年数 (年) 任意 — 「継続年数で指定」のときに使います
年間継続率 (%) 任意 — 「継続率から推計」のときに使います。翌年も購入する顧客の割合
許容CPAの割合 (%) 必須 — 粗利LTVのうち新規獲得に使ってよい割合

リピート率・LTV計算ツールを使ってみる (無料・登録不要)

計算方法

年間売上 (単価 × 回数) に継続年数を掛けたものが売上ベースのLTV、そこに粗利率を掛けたものが粗利ベースのLTVです。継続率から推計する場合は、毎年同じ割合で顧客が残ると仮定して、継続年数 = 1 ÷ (1 − 継続率) で求めます。許容CPAは、粗利LTVに設定した割合を掛けた値です。

項目 計算式
年間売上 平均購入単価 × 年間購入回数
継続年数 (継続率から) 1 ÷ (1 − 年間継続率)
売上LTV 年間売上 × 継続年数
粗利LTV 売上LTV × 粗利率
許容CPA 粗利LTV × 許容CPAの割合 (1円未満切り捨て)

計算例

以下は、ツールの入力例を実際に計算した結果です (この記事の数値はツールの計算結果と同じものを表示しています)。

入力項目 値
平均購入単価 8,000円
年間の平均購入回数 4回
粗利率 60%
継続期間の指定方法 継続年数で指定
平均継続年数 3年
年間継続率 70%
許容CPAの割合 30%
計算結果 値
1人あたり年間売上 32,000円
想定継続年数 3年
売上ベースのLTV 96,000円
粗利ベースのLTV 57,600円
許容CPA (目安) 17,280円

実務での活用例

  • 広告の目標CPAを決めるときに、リピートを含めた上限の目安を出す
  • 定期購入・サブスクの継続率が改善したときの効果を試算する
  • 商品ごとの単価・購入頻度の違いで LTV を比較する

注意事項

  • 継続率からの推計は単純なモデルです。継続率が高いほど継続年数が大きく推計されるため、実績と比べて確認してください。
  • 許容CPAは利益をすべて獲得に回す前提ではありません。回収期間や資金繰りも考慮して割合を決めてください。
  • 粗利率には、配送費・決済手数料など商品ごとにかかる費用も含めて考えると実態に近づきます。
  • 継続率からの推計は「毎年同じ割合で顧客が残る」と仮定した単純なモデルです。
  • 許容CPAは目安です。回収期間や資金繰りも合わせて判断してください。

よくある質問

売上LTVと粗利LTVのどちらを使えばよいですか?

獲得費用の判断には粗利ベースのLTVを使うのが一般的です。売上ベースでは原価分を含むため、許容CPAを過大に見積もるおそれがあります。

継続率100%は入力できますか?

継続年数が無限になるため入力できません。100%未満の値を入力してください。

サブスクの月次解約率しか分かりません。

このツールは年単位で計算します。月次の数値を年単位に換算するか、実績の平均継続年数を直接入力してください。

関連ツール

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公開日 2026/10/28 ・ 更新日 2026/10/29

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